Fig.161: 中世から近世はじめにかけての変遷: 葛西 お気に入り画像登録
Fig.161: 中世から近世はじめにかけての変遷: 葛西

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2025-05-10 09:15:30

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一ノ宮ガユウ

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コラム(1) 9世紀はじめの68国 ~ (3) 古代から中世・近世はじめにかけての下総国
https://www.alphapolis.co.jp/novel/214885297/89423550/episode/9573582

下総国 葛飾郡の南西部には、鎌倉初期までに伊勢神宮領の葛西御厨が成立した。古代~中世の利根川や渡良瀬川の堆積作用によって陸化した土地が北部から開発され、その領域を広げていったものとみられる。

戦国期に入って、葛西は後北条氏 (小田原北条氏) の勢力下に組み入れられた。このころには、安房国を拠点に勢力を拡大する里見氏に対して葛西は前線として機能するようになり、実質的に武蔵国の延長上になっていた。小田原衆所領役帳の記載でも葛西は武蔵国とみなされていたと考えられる。

しかし、江戸初期の検地帳には以下のように記載されており、徳川政権 (江戸幕府) は葛西を下総国として把握している。実質的には武蔵国の一部となって後北条氏はそのように把握していたとしても、一時的なものか、一部の立場による認識に過ぎなかったというしかない。
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