投稿日時 2025-06-14 18:23:37 投稿者 ![]() 一ノ宮ガユウ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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Fig.521: 日本六十余州国々切絵図 下総国 (秋田県公文書館所蔵) コラム (3) 古代から中世・近世はじめにかけての下総国 https://www.alphapolis.co.jp/novel/214885297/89423550/episode/5017479 ❖日本六十余州国々切絵図 秋田県公文書館に現存し、同館がデジタル公開する国絵図。寛永10年(1633) 徳川政権 (江戸幕府) が派遣した巡見使によって集められたもの (寛永10年国絵図) の縮写図と推定されている (#^NGTp6_60KNZ1)。秋田県公文書館のほか、山口県文書館の毛利家文庫にも同じものがあり、部分的には熊本大学附属図書館の永育文庫と東京大学総合図書館の南葵文庫にも現存するといい (#^NGTp6_60KNZ2)、岡山大学の池田家文庫ではほぼすべて揃ったもの (#^NGTp6_60KNZ3) がデジタル公開されている。非常に簡略化されているため得られる情報は限定されるが、正保国絵図に先行する国絵図であって、かつ 68国すべてが揃うため貴重である。 ❖日本六十余州国々切絵図の武蔵国・下総国 日本六十余州国々切絵図では武蔵国に新方地域が含まれ、下総国には含まれない。下総国では日光街道に相当する道筋に北から「古河」「中田」「栗橋」「幸手」「杉戸」があり、さらに南下したころで川を渡って「同春日部へ出る」(同 = 武州)、とある。 日本六十余州国々切絵図では武蔵国に葛西地域が含まれ、下総国には含まれない。下総国では佐倉街道 (成田街道) に相当する道筋に東から「舟橋」「八幡」「市川」とつづき、ここで「松戸」へ向かう街道 (水戸街道へ短絡する街道) を分け、川を渡ったところに「武州葛西へ出る」、とある。 |
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