Fig.524: 武蔵国郷帳・国絵図 (部分・国立公文書館所蔵) お気に入り画像登録
Fig.524: 武蔵国郷帳・国絵図 (部分・国立公文書館所蔵)

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2025-06-14 19:03:33

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一ノ宮ガユウ

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コラム (3) 古代から中世・近世はじめにかけての下総国
https://www.alphapolis.co.jp/novel/214885297/89423550/episode/5017479

➸枝郷と分村・合併の表現

天保国絵図には、おおまかな地形の上に所領の最小単位である村々が小判形の図形 (枠) で描かれ、枠内に村名と石高が記載されている。郷帳はそれらの目録であり、「~石余」の国絵図とは異なって斗以下も含めた石高が 1村単位に記載されている。村と村に親子関係がある場合は、国絵図・郷帳とも子のほうに「~枝郷」と付記される (絵図では枠外)。たとえば、武蔵国 埼玉郡の孫十郎村には「高曽根村枝郷」と付記され、高曽根村からの分村であることがわかる。この孫十郎村には郷帳で「古者 孫十郎新田」(古くは孫十郎新田) とも付記され、実際に元禄郷帳・元禄年中改定図では「孫十郎新田」であり、新田からやがて村となった様子が読み取れる。なお、国絵図・郷帳においてはこの「枝郷」付記を除いて親子の扱いに差異はない。
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