投稿日時 2025-07-21 16:34:45 投稿者 ![]() 一ノ宮ガユウ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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コラム (22) 渡良瀬川・利根川中流の変遷 https://www.alphapolis.co.jp/novel/214885297/89423550/episode/5439923 「菱」という地名が史料にあらわれるのは、文明4年(1472) の旦那売券が最初で、このとき上野国 (上州) の桐生とともに把握されている。その後、慶長3年(1598) 桐生領高辻でも「桐生領」に含まれ、同年の上菱村 検地帳表紙には「上州桐生領上菱村御検地帳」とある。しかしその後、上菱村・下菱村は下野国の正保郷帳 (東野地誌) とこれに対応する中川忠英旧蔵の下野国絵図に足利郡として含まれ、遅くとも慶安元年(1648) までに国界の変動があったことがわかる。 寛永20年(1643) 館林の榊原氏 (このときは第3代忠次) は陸奥国 白河へ加増・転封となって、代わりに松平乗寿が入った。上菱村・下菱村が榊原氏の旧領に含まれていたかどうかはわからないが、このとき周辺地域も含めて再構成され、その過程で国郡の見直しがあったのではないかと考えられる。ただし正確な経緯は史料上、明らかではない。 |
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